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うさぎ飼育ご関係者の皆様へ

当店(店長)が、うさぎサポーターとして、小学校のうさぎの休日のお世話、生活科の授業のお手伝い、飼育委員会の指導などをさせていただいて、十数年になります。その間、たくさんのうさぎさんを通じて、たくさんの生徒のみなさんといっしょに、多くのことを学びました。最近、複数の学校の委員会の日程が重なって、出席できないことがふえました。そこで、毎月のお世話の注意事項、その時期のうさぎの好きな野草を、ブログで発信することにいたしました。

            飼育委員会のみなさん、注目!    ①  新学期

新学期になりました。年度初めのお忙しい時期だとは思いますが、うさぎは空腹に弱い動物です。丸一日ごはんがもらえなくて腸の動きが止まってしまうと、命が危なくなります。うまく連絡を取り合って、お世話のぬけることのないようお願いいたします。

うさぎは腸が命です。いつも腸が動いているようにするために、ペレットだけでなく、牧草、野菜、野草が必要です。歯をのびすぎないようにするためにもです。給食の野菜のないときは、学校にはえている野草をあげてください。うさぎさんたちは、とても喜びます。学校はほぼ無農薬だと思いますが、よく調べて、できれば水洗いをしてからあげてください。4月から5月の野草を紹介します。

 

 カラスノエンドウ  
赤紫のかわいい花が咲き、小さなまめができます。大好きですが、マメ科なので、おなかにガスがたまりやすいため、あげすぎに注意。

 

カラスムギ    

エン麦、オーツ麦とも呼ばれる。日本では、家畜のえさや牧草として利用されていますが、海外では立派な人間の食料。香ばしい味わいで、シリアル、パン、お菓子などに使われる。うさぎの大好物。
 ノゲシ            
タンポポに似て、くきを折ると、白いミルクのような汁が出ます。よく似た植物がたくさんあるが、このくきから白い汁が出るものはだいたい全部、うさぎの大好物。
 ヨモギ         
草餅に入っていて、人が食べてもおいしい。1年を通じて見られる。ぬかないでおくと、ずっと使えます。

 

  飼育委員会のみなさん、注目!  ② 5月

5月に入ってすぐから、真夏のように暑い日が続いています。うさぎは、熱中症になりやすく、暑さが苦手です。室内で飼っている場合は、エアコンを26度以下に設定し、かけっぱなしにしてあげていただきたいところです。しかし、学校のように、屋外で飼っている場合は、色々工夫して、少しでも涼しくしてあげてください。

夏の日差しをやわらげ、気温を下げる効果のあるものといえば、グリーンカーテンです。飼育小屋の日の当たる部分に、涼しいスペースをつくってあげましょう。うさぎの食べられるサツマイモはおすすめです。茎をところどころひもでしばりつければ、金網やフェンスの上へ上っていきます。葉も丈夫で、たくさんつくので、よいえさになります。もちろん、イモは、うさぎも人間のみなさんもおいしく食べられます。サツマイモのグリーンカーテンを作るのは、今です。キュウリやゴーヤももちろん良いです。ミニトマトも良いですが、連作は出来ません。

とりあえず、暑いときは、小屋のまわりに水をまいてあげてください。これだけで、2度涼しくなるそうです。暑いときは、体温があがらないよう、うさぎはじっとしていますから、外へ出してあそばせてあげる必要はありません。

5月になって、待望のクズの葉が見かけられるようになりました。うさぎが大好きで、たくさんとれて、これから秋までずいぶん助かります。このクズは、あるところにはたくさんあるのですが、全く見かけない地域もあります。横須賀市では、大矢部の墓地公園、久里浜花の国周辺、西浦賀のヨットハーバー周辺にたくさんあり、この周辺地区の学校でもよく見られます。野草をあげるときは、よく洗ってからにしてくださいね。

クズ       

うさぎが大好きな野草で、秋まで長い間、手に入ります。マメ科なので、あげすぎに注意。いたみやすいので、時間がたったらすぐ捨てください。

チチコグサ                

 わりと最近、うさぎが大好きであることを発見した。あまりにもどのうさぎもよろこんで食べるので調べてみたら、実は、春の七草のひとつ、五形だった。ハハコグサ仲間だが、地味なのでチチコグサとなった。食べてみると、苦みがなく、さわやかな、レタスのような味わい。

イヌビワ    

野山に自生していて、秋になると、小さなイチジクのような実がつく。茎から白い樹液が出る。かなりのうさぎのお気に入り。

 

袋栽培、やっています

グリーンカーテンもトマトもほしいけど。もう畑が作れない。そこで、花壇もプランターもいらず、日当たりが悪くても移動できる、袋栽培をやってみました。買ってきた土の袋にそのまま苗を植えるだけです。大変お手軽です。カバーをつけて、ちょっとおしゃれな感じにしてみました。サツマイモとトマト、スウィーティーズのうさぎ専用ホテルにお泊まりのうさぎのみなさんに喜んでもらえたらうれしいです。

 

   飼育委員会のみなさん、注目!  ③  7.8月

梅雨時から猛暑の夏にかけて、うさぎにはきびしい季節です。湿気や高温はうさぎには大敵です。気温28度以上で命の危険があります。できれば、エアコンのある屋内に入れてあげてください。このところの暑さは尋常ではありません。

また、この時期は、毛が生え替わるのでたくさん抜けます。天候不順なので、体調をくずしやすいです。病気や暑さで食べられないと、おなかが動かなくなってしまいます。すると、おなかにガスがたまり、なめた抜け毛がおなかの中で固まって、おなかが毛玉でつまってしまいます。これを食滞といって、うさぎの死因でかなり多いものです。丸1日食べていない、ふんが出ていない時は、とても危険です。何でも好きなものを、食べさせてあげてください。それでも何も食べないときは、すぐ病院へ連れて行って、おなかが動くように、薬や点滴で治療してもらいましょう。

外の飼育小屋で飼っているうさぎさんたちの、衛生管理も大切です。ものがくさりやすく、かびもはえやすく、不衛生になりがちです。特に高齢や、肥満ぎみで、おしりが汚れやすいうさぎさんは、排泄物の汚れから、かぶれて皮膚病になりやすいです。

皮膚がただれたところに、ハエが卵を産んでしまうと、ウジ虫がわいてしまいます。そのまま放っておくと死んでしまいます。毎日トイレをきれいにすること、おしりをきれいに洗ってあげることが大切です。そういううさぎさんは、できれば屋内で手厚くみてあげましょう。

さて、この時期手に入る、うさぎが大好きな野草を紹介します。

 

アメリカセンダングサ  

秋になると、服にくっつく短い針が集まったブラシのような実がつく。良いにおいがする。簡単に手で折れる。うさぎはかなり好き。

イノコヅチ

こちらも、秋になると、服につく、小さな実が出来る。節からポキポキ折れて、収穫しやすい。葉がやわらかくて、うさぎが喜んで食べる。